
令和元年の夏、第101回全国高校野球選手権のは、猛暑の中でも選手や応援する方々の活気で溢れています。
8月7日の第3試合の1回戦は、星稜1-0旭川大高 で、星稜が2回戦進出を決めました。
その、星稜(石川)の奥川恭伸投手(3年)が令和の完封し、旭川大高を3安打に封じて94球で投げきりました。
初回にこの日最速153キロなど3者連続三振でスタートしていましたね!
その後も、150キロ台の直球を連発するなど、圧巻の投球を見せた奥川投手はプロ注目の最速158キロの右腕なのです。
ここでは以下についてお伝えします。
- 奥川投手の変化球と最速などの球歴について
- ドラフト候何位になるのか?
甲子園での注目の奥川選手の活躍は楽しみの一つですね。
8月13日10:30から星稜と立命館宇治との対戦があります。
奥川投手注目してしまいます。
(台101回全国高等学校野球選手権大会 大会日程より抜粋)
こちらは、8月13日の星稜と立命館宇治の試合結果に関するツイートです。
↓
#甲子園:星稜6-3立命館宇治(終了)
星稜010 103 010=6
立命000 003 000=3
【星】荻原、寺西、奥川(154)寺沢
【立】高木
※詳細→ https://t.co/Z0ibUxAnPs pic.twitter.com/NaA1JCplhw— ふくださん (@fukudasun) August 13, 2019
目次
奥川選手の球歴まとめ
ここでは、第101回全国高校野球選手権大会での、奥川恭伸投手の球歴や、今までの大会での球歴をまとめをしています。
奥川投手は中学時代に全国制覇をしています。
星稜へ進学後は、1年春からベンチ入りしていました。
ここでは、奥川投手の中学時代と甲子園の球歴を説明します。
こちらは、奥川投手の試合のプレーの様子のツイートです。
↓
星稜 旭川大
奥川恭伸
これは打てないwww pic.twitter.com/cuJvum7cRx
— 高校野球垢@野球好きフォロバ100%❗️【奈良大附:近大附:法隆寺国際勝手に応援】 (@q8_s14) August 7, 2019
8月7日の旭川大高の試合後のインタビューでは、自己採点を聞かれると
「100にはほど遠い。半分くらい。結果だけを見ればいいかもしれないけど内容はまだまだです」
と返答していましたね。
こちらは、奥川恭伸投手へのインタビューに関するツイートです。
↓
星稜 奥川君
監督かってくらいしっかりしたコメント pic.twitter.com/DUkKtSWLJE— 高校野球垢@野球好きフォロバ100%❗️【奈良大附:近大附:法隆寺国際勝手に応援】 (@q8_s14) August 7, 2019
奥川投手の2019年甲子園での球歴
奥川投手の8月10日の現在の最高速は、153Kmです。
身長183cm.
体重 82kg
こちらは、8月10日までの夏の甲子園最高球速ランキングを表しています。
奥川投手が1位になっていますね。
↓
#夏の甲子園 2019年
最高球速ランキング(8/10迄)
153km 奥川恭伸 星稜
148km 鈴木寛人 霞ヶ浦
148km 池田陽佑 智弁和歌山
148km 小林樹斗 智弁和歌山②
148km 飯塚脩人 習志野
146km 谷幸之助 関東一
145km 前佑囲斗 津田学園
145km 西舘勇陽 花巻東— 球歴.com (@kyureki_com) August 10, 2019
甲子園の観戦の見どころを以下の3点にあげました。
- 打者を見下ろす圧倒的な投球
- ストレートのコントロール
- 令和元年の甲子園のスター性
こちらは、8月13日の2回戦終了後の奥川投手のストレート平均速度は、147.4kmだったようですね。
↓
2007年以降夏の甲子園ストレート平均球速
2回戦終了時点で奥川恭伸君147.4 pic.twitter.com/2Iu8lEuW6Z— aozora (@aozora__nico2) August 13, 2019
こちらは、奥川投手のストレート平均速球やスライダーにに関するツイートで、とてもわかり易く説明されていました。
↓
星稜・奥川恭伸投手
ストレートの平均球速がやばい(小並) pic.twitter.com/NpEpvc3Vl6— あおとら@やきう (@bluetiger_bb) August 7, 2019
(あおとら@やきう ツイートより抜粋)
(あおとら@やきう ツイートより抜粋)
上の図は8月7日の旭川大高との試合の、右打者と左打者に対する投球配分。
中心の四角枠はストライクゾーン。
奥川投手の球歴の特徴
奥川の150Kmを超えるストレートが注目されています。
また、奥川のすごさは、変化球にあります。
ストレートとほぼ変わらない腕の素振りからスライダー、チェンジアップ。フォークを投じます。
すべてがカウント球にもウィニングショットにまなりうるのです。
スライダーは右打者の外だけでなく、左打者の内への精度が高い。
今春の選抜(対覆正社)でみせたピッチングは、圧倒されました。
課題はストレートの高さにあり、右打者の外、左打者の外とともに、球が浮きがち。
ベストボールが膝元にくる確率が低いとも言われます。
右打者の外角へ投げる時にシュート回転しやすいのも気になるところで、この夏の甲子園でこのあたりがどこまで改善されているのか注目したいですね。
こちらは、8月7日の星稜高と旭川大高の試合の動画です。
↓
奥川投手の中学時代の成績
中学3年の時には、第38回全国全国中学校軟式野球大会(全中)で初優勝を果たしています。
当時は身長179cm,72kgの体格で、全中5試合28イニング失点1点と安定感は抜群でした。
決勝戦で、ストレート最速133kmで中学3年から注目されていました。
奥川投手はドラフト候補予想は何位?
スポーツ報知の予想では、一巡目指名予想では、佐々木朗希、奥川恭伸、森下暢仁の3選手のみが対象となっています。
その中でも高校3年の佐々木と奥川に集中しているのです。
佐々木朗希投手の最速は、163km
奥川泰伸投手の最速は、153kmです。
ちなみに、佐々木投手は甲子園の参加はしていませんが、7月30日のgooニュースによると、U-18wの選出は濃厚で練習を再開しているそうです。
↓
参考サイト;
gooニュース/大船渡・佐々木、もう再始動…選出濃厚U―18W杯へ練習再開
ここでは、2019年のドラフト候補予想で、全空団の指名予想とドラフト候補ランキングで奥川投手は何位なのか說明をしています。
2019年ドラフト全球団の指名予想
奥川投手は、ヤンキーズの田中将太の再来とも言われていますね。
下記は、全球団の指名予想です。
指名予想は、スカウトのコメントや各種報道などのニュースを元に、一位指名のみを記載しています。
チーム名 | 1位指名 |
---|---|
西武 | 奥川泰伸・森下暢仁・佐々木朗希・及川雅貴 |
ホークス | 奥川泰伸・佐々木朗希 |
日本ハム | 奥川泰伸・佐々木朗希・森下暢仁・立野和明 |
オリックス | 奥川泰伸・佐々木朗希・森下暢仁・及川雅貴 |
ロッテ | 奥川泰伸・佐々木朗希・森下暢仁・及川雅貴・西 純矢・太田 龍 |
楽天 | 奥川泰伸・佐々木朗希・森下暢仁・河野竜生・宮川 哲 |
広島 | 奥川泰伸・佐々木朗希・森下暢仁・西 純矢・及川雅貴・井上広輝・根本太一 ・河野竜生・鈴木寛人 |
ヤクルト | 奥川泰伸・佐々木朗希・森下暢仁・及川雅貴・西 純矢・宮川 哲 |
巨人 | 奥川泰伸・佐々木朗希・森下暢仁・西 純矢・河野竜生 |
横浜 | 奥川泰伸・佐々木朗希・森下暢仁・西 純矢・及川雅貴・太田 龍 |
中日 | 奥川泰伸・佐々木朗希・森下暢仁・及川雅貴・西 純矢・杉尾 剛史 ・大西 広樹・石川昴弥・立野和明 |
阪神 | 奥川泰伸・佐々木朗希・森下暢仁・西 純矢・河野竜生・石川昴弥・立野和明 |
奥川投手と佐々木投手はプロ野球全12球団の指名予想にすべて入っていますね。
ドラフト名鑑のサイトでは、指名予想は、スカウトのコメントや各種報道などのニュースを元に、一位指名・上位指名・指名候補といった区分けで入れ込んであるものを詳細に說明しています。
↓
参考サイト:
ドラフト名鑑2019
2019年8月12日(月) 15:56 のベースボールONLINEによると、ヤクルト・橿渕聡スカウトグループデスクは奥川について「私たちの判断基準で『即戦力』でどうなのか? というレベルにきている。
「そこが今回の甲子園で一番の注目のポイント」と、奥川の大会であったことを示唆しています。
参考サイト:
週間 ベースボール ONLINE[甲子園・記者コラム]ポジション別ドラフト候補のスカウト評価は?
ドラフト候補ランキングでは2位
奥川投手はドラフト1位での競合が有力な実践型右腕です。
雑誌「野球太郎」のドラフト候補ランキングでは、奥川投手は2位となっています。
以下は、雑誌「野球太郎」ライター関係者20人にアンケートに答えたデータから、1位~5位の高校生急上昇投手の結果です。
順位 | 投手名 | 投打 |
---|---|---|
1位 | 佐々木 朗希(大船渡高) | 右投右打 |
2位 | 奥川 恭伸(星城高) | 右投右打 |
3位 | 西 純矢(創志学園高) | 右投右打 |
4位 | 及川 雅貴(横浜高) | 左投左打 |
5位 | 宮城 大弥(興南校) | 左投左打 |
プロ野球1軍レベルに達しているのは、奥川投手とも言われています。
雑誌「野球太郎」では、中日のチーフアマスカウトの米村 明氏によると
奥川投手は中学時代に全国制覇しており、ピッチャーとして出来上がった感がある。
選抜の覆正社戦の時のように、「絶対に打たせない。」という1回から9回まで投げています。
勝てるピッチャーとしての素質は佐々木投手を上回っているかもしれないとコメントされていました。
奥川投手のマインド面も含めて評価されているようです。
こちらは、佐々木朗希投手の岩手大会決勝戦最後のインタビューのツイート。
↓
岩手大会 決勝戦後の 佐々木朗希くんのインタビューをノーカットで放送してた。#佐々木朗希1 pic.twitter.com/lJ4xfxfKdT
— ナミ@ (@nami_morioka) August 3, 2019
おわりに
令和元年の夏の甲子園高校野球。
令和の怪物の選手達の活躍と、これからドラフト候補に名をあげる選手はもはやスターです\(^o^)/
試合には、選手と応援席のドラマがありますね!
名試合に期待します。