
誰もが一度は遊んだことがあるはずの粘土。
自由に形を変え、どんなものでも作れる粘土は子どもの想像力を働かせ、脳の活性によい遊びなんですよね。
実は子どもと遊びながらも、大人も一緒に楽しめちゃうんですよ♪
今回は、100均で購入した粘土道具を使って小麦粉粘土作りの紹介をしますね。

尚、写真は実際に私が作業しているものを使っています。
100均粘土の種類のまとめ
最近の100均はなんでもあってびっくりしてしまいます!
ここでは、100均で販売されている代表的な小麦粉粘土と油粘土に米粉粘土、その他の粘土の紹介をしますね。
小麦粉粘土はどんなもの?手は汚れないの?

ネットリして大変にならないのかしら?
小麦粉粘土で遊んだあとは、石鹸で手洗いすると
簡単に落ちるわよ。

小麦粉粘土はその名の通り、小麦粉で作った粘土です。
元々食べられる物で作っているため、子どもが万が一くちに入れてしまっても問題ない粘土です。
何でも口に入れたがる3歳以下の子どもに向いていますね。
小麦粉粘土は焼いたりして遊ぶこともできるのです。
小麦粉に水、塩を少し混ぜるだけで、小麦粉粘土は完成します。
↓
水を少しずつ加え、こねても手に小麦粉がくっつかない程度が理想です。
この水の量を間違えると、手も服もテーブルの上もベタベタで大変なことになります!
↓
ですが、小麦粉粘土で汚れた手は、石鹸で洗えば簡単に落ちます。
POINT
油粘土は油っこくないの?

石鹸で洗えば、すっかり落ちちゃうの。

油粘土は油を含んだ粘土で、繰り返し成形を楽しめて、子どもでも成形しやすいです。
小さい子どもがのんびりと時間をかけて遊ぶには適していますね。
油粘土はちぎってもボロボロになりませんでした。
私が子どもの頃に使っていた油粘土よりも、油っこくないですね。
石鹸で手洗いすれば、油のニオイと手の汚れはとれますよ。
米粉粘土
主成分がお米でつくった粘土だから安心ですね。
小麦粉アレルギーがあって小麦粉粘土が使えないときはこちらを使うとことをオススメします。
米粉は、小麦粉の時と作り方は同じです。
米粉で作りました。
米粉は小麦粉よりも粒子が細かいので、早くまとまりました。
↓
食紅の色付けもしやすかったですね。
しかし、粘り気は少ないので、崩れやすくもあります。
↓
紙粘土
作品を飾って残しておきたいならコレです!
絵の具で着色できて、大人にも人気です。
紙粘土ホイップクリームもありますよ。
↓
木粉粘土
乾燥後、木のようになります。
香りも木なんです!
でも、木粉粘は土手際よく作業しないとすぐにポロポロ固まってくるので小学生以上向きといえます。
石粉粘土
石のような質感で、固めた後に削ることが可能。
こちらも手際よく作業しないと、固まってきてしまうので小学生以上向きですね。
おゆプラ
お湯で柔らかくして何度でも作れる粘土。
入浴しながらでも遊べるようですよ。
のび~る粘土
もちっとしいて作品が壊れにくいです。
色んな色が用意されてますね。
ふわっと軽い粘土
本当に軽いくて、こちらも色んな色がありますね。
粘土の道具の種類
粘土遊びの道具も色とりどりで揃っていますよ。
コレがあればさらに粘土遊びが楽しめます。
小麦粉粘土型セット
押し型と抜き型が入ってます。
粘土はさみ
粘土をカットするに時のおもちゃハサミです。
粘土ヘラ
粘土の伸ばし棒だったり、カットできるおもちゃナイフがあります。
鋭利ではないので子どもも安心して使えます。
粘土板
直にテーブルの上で粘土をこねるとベタベタくっついて片づけも大変です。
粘土板も購入できますので、準備しておきましょう。
粘土板がない場合はビニールを広げてその上で遊ぶのもいいですね。
粘土押し型
これがあれば、お好みの形に形成できますね。
食物メーカー
ラーメンメーカー・ワッフルメーカー・アイスメーカーと料理上手になりそうですね。

粘土遊びの注意点とは?

粘土は絶対に口に入れないことですね。
小麦粉粘土や米粉粘土は基本は口に入れてもよいのですが、色付けには絵の具を使うこともあります。
また、誤飲の可能性もあるので注意が必要ですね。
粘土はそもそも柔らかくて怪我はしにくい遊びです。
最近の粘土はカラフルで、食品メーカーの道具もあって子どもには美味しそうに見えてしまいます。
3歳以下のお子さんには、これが事故につながることもありますので注意しましょう。
粘土遊びをする時の注意点を以下の3点あげました。
- 粘土遊びの事故
- 粘土が乾燥して固くなる
- 粘土遊びによってはテーブルや床がよごれてしまう
粘土遊びの事故を防ぐために必要なこと
粘土を口に入れてはいけないと、理解できない3歳以下の子どもには使用しないようにいましょう。
また、初めての粘土遊びには、子どもの様子を大人がきちんと目を離さずにじっくり遊ぶように時間の余裕が必要ですね。
また、粘土遊びをした後にはしっかりと石鹸で手洗いを促しましょう。
粘土の乾燥を防ぐには?
粘土の天敵は乾燥です。
遊んだあとに放置しておくとカチカチになって成形しずらくなります。
蓋がついて空気に触れないようなタッパーなどの容器を用意しておきましょう。
100均に粘土ケースも売っていますよ。
また、子どもは上手な粘土作品ができると「壊したくない!」と言うことがあります。
紙粘土等で固める目的で製作したもの以外は、片づけてほしいのが正直なところ。
そのままだと、乾燥してしまいますしね・・・
解決策としては、粘土ケースを少し大きめのものにすることです。
ある程度形を残したまま片付けられれば、子どもも納得しやすいですよ。
粘土遊びをするための準備とは?
粘土の材質によっては、ポロポロと残骸がます。
また、色つけをするために食用色素や絵の具などを使用するので、テーブルや床が汚れやすいです。
あらかじめ、新聞紙やレジャーシートを敷いてから遊ぶようにしましょうね。
100均粘土・小麦粉粘土・油粘土・紙粘土の遊び方は?
ここでは、小麦粉粘土・紙粘土・油粘土を使った子どもが喜ぶ楽しい3つの遊び方をご紹介しますね。
- 小麦粉粘土で色当てクイズ!
- 紙粘土でインテリア・ままごと
- 油粘土でお料理ごっこ
- グミの容器を粘土の押し型にして大好きなキャラクター作り
思わず熱中しちゃいますよ。


小麦粉粘土で色当てクイズ!
コレとコレを混ぜたら何色になるかな?!クイズ大好きな子たち達は大興奮!同時にお勉強にもなります。
材料:
- 小麦粉粘土
- 好きな絵の具数色
- 小麦粉アレルギーががあれば使用しない。
- 口に入れたり、のどに詰まらせなようにしましょう
- カビを見つけたらすぐに処分しましょう
- 紙粘土
- 透明の空のコーヒーカップとストロー(実際に飲んだものを綺麗に洗えばOK!)
- 絵の具(茶)
- チョコソース、ナッツなどお好きなフェイクトッピング
- 油粘土
- 皿、ボウル、フライパンなど料理に使う道具
- 粘土ヘラ
今回は、より安全に遊ぶために食用色素を使ってみました。
↓
遊び方の手順:
①ピンポン玉サイズの小麦粉粘土を数個用意します。
②子どもに好きな色を選ばせ、小麦粉粘土に絵の具を少し加えコネコネするとカラーの小麦粉粘土ができます。
③赤、黄、青、など何色か用意したら合体させてコネコネ!さあ、何色になるかな?!
赤と黄を混ぜたら・・・オレンジ!
など、混色の勉強が遊びながらできます。
白いままの小麦粉粘土を用意しておくと、
赤+白=ピンク
青+白=水色
も楽しめますよ!
始めから濃い色(茶、黒等)を用意すると、きれいな色がでないので注意です。
小麦粉粘土ならではの注意点とは?
小麦粉粘土の原料は小麦粉でできているので、他の粘土と違って注意することがあります。
小麦粉粘土の注意点は以下の4点です。
アレルギーがあれば使用しないでください。
小麦粉粘土の代わりにお米でできた米粉粘土や寒天を使って遊ぶことができます。
材料は小麦粉ですが、決して食べながら遊ぶものではありません。
小麦粉粘土をさらに楽しむために色づけとして絵の具を使えばもちろん、有害になりますのでさらに誤飲に気を付けましょう。
もし、誤飲をしてしまったらすぐに医師へ相談してください。
数日使用しようとすると、カビが発生することがあるので注意です。
カビを見つけたら処分してください。
以上のことに気を付けながら安全に遊びましょう。
紙粘土を使って大人はお部屋のインテリアに!子どもはままごとに!
ここでは、100均で購入した紙粘土を使った遊び方を紹介しますね。
大人はキッチンに飾ると一気におうちカフェに大変身!とっても可愛いですよ!
↓
材料;
遊び方の手順;
①紙粘土に茶の絵の具を混ぜ、こねます。
(茶を黄緑に変えると抹茶ラテ、赤に変えるといちごラテになります。)
②コーヒーカップに①の紙粘土を詰めます。
空気が入らないようにギュッギュッとカップの70%程まで押し込みます。
③固まる前にストローを挿し込みます。
④白の紙粘土を使って茶の紙粘土の上に山を作ってクリームを表現します。
⑤④で作ったクリームの上にチョコソースやナッツをかけて好きにトッピング!
フェイクのトッピングスイーツは女の子が喜びそうなソース、果物、お菓子等、100均に沢山揃っていて迷ってしまいますよ (*^^*)
油粘土でママのとなりでお料理ごっこ♪
ママの真似っこしてみて♪と、粘土用に本物の皿やボウルを100均で用意すれば、子どももママになった気分でわくわくします。
キッチンが見える場所で、お料理の真似っこをしてみよう!と子どもを誘いました。
子どもは遊びながら、ママは実際にご飯の準備ができて大助かりです。
油粘土はポロポロなりにくく、繰り返し形をどんどん変えるのに適している粘土です。
材料;
遊び方の手順;
①ママが使う野菜や肉、魚を粘土で作っておきます。
②ママが包丁を使う時は粘土ヘラでとんとん切ってみよう!
ボウルの中でコネコネする時は一緒に粘土をコネコネしてみよう!
そんな風に声をかけてからその後は、子どもが好きなように遊んでくれますよ。
どんな風にご飯が作られるのか、自然と身に付きますね。

グミの容器を粘土の押し型にして大好きなキャラクター作り
Instagramでは、グミの容器をつかって、子どもの好きなキャラクターを作ったものが紹介されていました。
捨ててしまうような廃材も再利用できるのですね。
まとめ
大人が、粘土でこんな遊びをしよう!と提案するのはもちろんいいですね。
その中でも、たまには粘土板の上にドンッと粘土を置いて「さぁ!どうぞ!!」と子どもの自由な発想に任せてみましょう。
子どもは遊び博士。
大人が考えつかなかった遊びを始めたりして面白いですよ。
子どもの新たな一面が見られるかもしれないのが、粘土遊びですね。