
10月28日00時15分 気象庁では口永良部島に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表を発表しました。
27日夜、火口付近を震源とする、規模の大きな地震が発生するなど、火山活動が高まっているためです。
気象庁は、火口からおよそ2kmの範囲では、飛散する大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引上げました。
ここでは
- 口永良部島で噴火警戒レベル3の気象庁の発表概要
- 口永良部島で噴火警戒レベル3の報道概要まとめ
- 防災警戒に注意すること
- 総務省消防庁の被害消防機関等の対応状況
気象庁のライブカメラ閲覧を紹介
についてお伝えします。
口永良部島(くちのえらぶじま)は、屋久島の西方約12kmに位置する島。
近隣の屋久島や種子島などとともに大隅諸島を形成し、島はひょうたん型をしており全域が屋久島国立公園となっている。
温泉が豊富にあるほか、島の周辺は魚釣りのポイントも多いため、1年を通して観光客が訪れている。
火山島であり火山噴火予知連絡会によって火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山に選定されていいます。
口永良部島では4年前の平成27年5月に爆発的な噴火が発生し、火砕流の一部が海岸まで達するなどして噴火警戒レベルが最も高い5に引き上げられ、すべての住民が一時、島の外へ避難しました。
その後、ことし6月には警戒レベルが2に引き下げられていました。
口永良部島の新岳「入山規制」 https://t.co/EUAJE8fRRA pic.twitter.com/qnX8U9nzBd
— テレ東NEWS (@tx_news) October 28, 2019
気象庁の発表概要
(気象庁の口永良部島噴火警戒レベル3の図表資料より抜粋)
(気象庁の図3 口永良部島 最大振幅時系列から抜粋)
◎気象庁監視カメラ画像全国閲覧
画面の右にある「九州」のボタンから
・口永良部島本村西
・口永良部島 屋久島 吉田 をクリックしてくださいね。
気象庁/監視カメラ画像
火口から概ね2kmの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒してください。
<噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引上げ>1.火山活動の状況及び予報警報事項
口永良部島では、10月27日21時33分に新岳火口付近の浅いところを震源とする規模の大きな地震が発生しました。18日にも規模の大きな地震が発生しており、火山活動が高まった状態となっています。今後、新岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性がありますので警戒してください。
2.対象市町村等
以下の市町村では、火口周辺で入山規制などの警戒をしてください。
鹿児島県 : 屋久島町3.防災上の警戒事項等
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
<噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引上げ>
今交信終えたけど
大きい赤龍が赤く目を光らせながら
円を描くように低空に飛んでて
めっちゃ荒ただしかった日付変わって 一昨日も赤龍の様子おかしい分
噴火系表していたし今LINEニュースみたら
口永良部島が噴火警戒3になっているし地龍の様子おかしいから心配
これ以上被害出ませんように pic.twitter.com/i71RTIWGtw
— TAKUMA🔮🐉 (@kariyu43) October 27, 2019
口永良部島で火山活動が高まった状態https://t.co/mMw9k4Bq6a pic.twitter.com/LXX5QJBRlc
— 花好きじいさん (@hanasukijiisan) October 27, 2019
口永良部島の火山ハザードマップ pic.twitter.com/kpxOY5FJ2O
— 世を忍ぶ仮の姿 (@omusubi2019) October 27, 2019
こちらは、NHK生活・防災のツイート
口永良部島 噴火警戒レベル3「入山規制」に引き上げ|NHKニュース
火口付近の浅いところで規模の大きな地震が発生するなど火山活動が高まっており気象庁は噴火警戒レベルを2から「入山規制」を示す3に引き上げ、大きな噴石や火砕流に警戒を呼びかけています。 https://t.co/zfuIexXuhh
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) October 27, 2019
口永良部島で噴火警戒レベル3の報道概要まとめ
ここでは、口永良部島で噴火警戒レベル3の報道の概要と今後の防災上の警戒事項、総務省消防庁の被害消防機関等の対応状況を紹介します。
(日本気象協会より抜粋)
今後、新岳火口から概ね2kmの範囲及び向江浜地区から新岳の南西側では海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があることから、28日午前0時15分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げました。
防災警戒の注意点
◎新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
◎また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では火砕流に警戒してください。
◎噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
◎地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
日本気象協会公式サイトから引用
→tenki.jp/口永良部島 火山活動高まる 噴火警戒レベル3へ・2019年10月28日07:33
総務省消防庁の被害消防機関等の対応状況(第1報)
消防庁の災害対策室より令和元年10月28日(月)5時00分に
口永良部島の火山活動による被害及び消防機関等の対応状況(第1報)速報がだされました。
(これは速報であり、数値等は今後も変わることがあります。)
避難の状況:
・ 入山規制(火口から概ね2km 以内)範囲内に居住者や立入りがないことを確認
地元機関の対応:
【鹿児島県】 10月28日 00時15分 災害警戒本部設置
消防庁の対応:
10月28日 00時15分 応急対策室長を長とする消防庁災害対策室を設置(第 1 次応急体制)
し、情報収集体制を強化
問い合わせ先
被害通報は 119
消防庁災害対策室
TEL 03-5253-7527
FAX 03-5253-7537
総務省消防庁・口永良部島の火山活動による被害及び消防機関等の対応状況(第1報)PDFより引用
→口永良部島の火山活動による被害及び
消防機関等の対応状況(第1報)
まとめ
- 口永良部島で噴火警戒レベル3の気象庁の発表概要
- 口永良部島で噴火警戒レベル3の報道概要まとめ
- 防災警戒に注意すること
- 総務省消防庁の被害消防機関等の対応状況
をお伝えしました。
口永良部島手つかずの大自然がそのまま残っている美しい島。
被害が大きくならないように祈ります。
鹿児島県公式サイト
鹿児島県/魅力あふれる島~口永良部島~