
10月28日、全日本テコンドー協会は、都内で臨時理事会を開き、理事の総辞職が決定ししました。
ここでは
- テコンドー協会・新理事は誰がどのように決めるのか?
- 金原会長の再選はあるのか?
- 理事会後の金原会長の様子
- 岡本依子副会長の金原会長の再任に警戒の様子
をお伝えします。
【決議】テコンドー協会、金原昇会長ら理事が総辞職https://t.co/V6g7Ls1FeN
金原会長ら現職の理事全員が退くことになり、今後、外部有識者が現在の協会の体制を検証した上、新理事を選定する。 pic.twitter.com/peFWbBivu5
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 28, 2019
テコンドー協会・新理事は誰がどのように決めるのか
次の新しい理事の候補者を選定する「正会員・役員候補者推薦委員会」のメンバー
- 弁護士の境田正樹氏
- 山口香氏
- 井口加奈子氏
- 友添秀則氏
- テコンドー協会・新理事は誰がどのように決めるのか?
- 金原会長の再選はあるのか?
- 理事会後の金原会長の様子
- 岡本依子副会長の金原会長の再任に警戒の様子
柔道の元世界チャンピオンでJOC=日本オリンピック委員会の理事
日本オリンピック委員会常務理事
委員会では、金原会長を含む理事や選手を対象に聞き取り調査などをして、協会の組織運営について検証するということです。
金原会長を含むすべての理事の辞任の時期は、次の新しい理事が決まったあとになる。
弁護士の境田氏は「金原会長の再任ありきではなく公正中立の立場だ。現在の組織運営は、選手目線が十分ではなかったと思っている」と語ったようでうす。
弁護士の境田正樹さんは、「中立・公正な立場で、役員に適任な人を推薦していきたい」と話しました。
10月28日から、金原会長らへ聞き取り調査を開始しています。
テコンドー協会が全理事辞任 金原会長の再任可能性も https://t.co/Cjtw0jHpKr #スポーツ #sports #ニュース
— スポーツ報知 (@SportsHochi) October 28, 2019
理事会後の金原会長の様子
ここでは、各社からの報道で
理事会後の金原会長の様子をお伝えします。
NHK NEWS WEBでは次のように報道しています。
「全日本テコンドー協会」の臨時理事会のあと、金原昇会長が報道陣の取材に応じ、今後すべての理事が辞任し外部の有識者が次の新しい理事の候補者を選定することについて、「1番いいタイミングだ。
外部の方々に検証してもらうので、われわれの体制が1度ゼロにならないといけないと思った」と説明しました。新しい理事の人選については、「すべて有識者に任せ、どのような結論になっても受け止めるつもりだ。
将来のある選手たちのためにしっかりガバナンスを構築できる理事を選んでもらいたい」と話しました。理事に「再任する自信はあるか」という質問に対しては、「たらればの話しはお答えしたくありません」と述べるにとどまりました。
NHK NEWS WEBサイト
→NHK NEWS WEB/全日本テコンドー協会 会長を含む全理事が辞任へ
2019年10月28日 21時56分
毎日新聞によると以下に報道されています。
未来の協会にとって非常に良い選択をしたと思う」と語った。
自身が再任し会長続投となった場合については「仮の話はするつもりはない。
(有識者に)お願いした立場だ。私は信頼している毎日新聞サイト
→毎日新聞/テコンドー協会、金原会長ら理事総辞職へ 外部有識者の検証後 再任の可能性も・2019年10月28日 14時11分(最終更新 10月28日 16時25分)
スポーツ報知は以下に説明されています。
早速この日、ヒアリングを受けた金原昇会長は
「外部の人に検証してもらえることはうれしいこと。今後もやっていきたい。
見直していかないといけない」と話した。報道陣からの質問に熱くなる場面もあり
「逆に聞きたい。(今回は)本質的に、どこに問題があると思いますか?」。
「(協会は)混乱していますか?混乱じゃないですよ」
「8日の記者会見でお話したにも関わらず、まだご理解頂けない部分がある。これはみなさんにも責任ありますよ。報道としてまじめな方、報道環境をネタにする方、今回理解しました」などと話した。スポーツ報知サイト
→スポーツ報知/
理事総辞職のテコンドー協会 金原会長が逆質問「本質的にどこに問題があると思いますか?」・2019年10月28日 17時41分
岡本依子副会長は金原会長の再任に警戒
YAHOO!JAPAN ニュース デイリーでは以下のように報じました。
体制一新を目指すオリンピアンの岡本依子副会長は、金原会長再任に警戒感を示した。
「前回の理事会で総辞職を提案したけど、その時は“辞任するようなことじゃない”とおっしゃってたと思うんですけど、今回は大人しくされていた。大人しいというかしおらしいというか。
ここで油断したらあかんなと思った。なんか企んではるんかなと思う」と、率直に感想を語った。理事会の中では会長の発言はほとんどなく、4人の有識者に「すべて任せた」と話したという。「たぶん自信があるんだと思う。有識者の方々に見ていただいて、また選ばれる自信がおありなんだと思う。今後もやっていくような感じの発言もあるから。あんまり(総辞職を)気にしてないみたい」と、分析した。
理事会の雰囲気もこれまでとは一変したという。岡本副会長は「初めて副会長って言われました。今までは岡本さんやったのに」と苦笑いで明かした。これまでは発言しても「何言ってるの?みたいな感じだったが、今日はみんなすごい拾ってくれた。“これはだまされたらあかんな”と思った」と、ぶっちゃけた。
金原会長はこれまでも会長職を退いた後、再び選出されてきたこともあり「今までも1回辞めてもかえってこられたこともある。あかんもんはあかん、としないと。もう十分やってこられたから、外からテコンドーを応援しましょう。辞めましょう!」と呼びかけた。
YAHOO!JAPAN ニュース デイリー
→YAHOO!JAPAN ニュース/テコンドー総辞職も岡本副会長は「何か企んではるんかなと思う」金原会長再任を警戒/10/28(月) 16:31配信
まとめ
をお伝えしました。
金原会長が辞任して、果たして新理事の適任者はいるのかな?とつい考えてしまいます。
それほどまで、金原会長の存在感は良くも悪くも大きいのですね。
10月25日の記者会見でスポーツ庁の鈴木長官は
「選手がトレーニングに集中できる環境を早くつくることがいちばん大事だ」などとして、早急な問題の解決を求めました。
東京オリンピックの開幕まで300日を切っている中で、選手がトレーニングに集中できる環境を早くつくることがいちばん大事だ。こんな雑音などもあるが、選手には来年に悔いのない成績を収めてもらいたい」と述べました。
参考サイト:
NHK NEWS WEB
→NHK NEWS WEB/テコンドー問題 早急な問題解決を スポーツ庁鈴木長官2019年10月25日 16時23分