
日産では、猫バンバンプロジェクトが始まりました。
寒い時期は、暖を求めてエンジンルームに入り込む猫がいて
クルマのボンネットにネコ侵入したために、猫が不慮の事故にあってしまうためです。
エンジン始動前にボンネットを叩いて猫ちゃんに危険を知らせましょう!と呼びかけでますね。
でも、やり方を間違えると猫が出てこないで、エンジンルームの奥へ入り込んでしまい
返って危険な事故を起こすこともあるそです。
ここでは
- 猫バンバンだけでは効果はないのか?
- 失敗しない猫バンバンの方法
- 車に乗る前に注意すること
- 猫を巻き込み困った時の対処方法
について説明をします。
こちらは、日産自動車株式会社 のツイートの猫バンバンプロジェクトのに関するツイート
【 #猫バンバン 】猫も人も安心して過ごせる社会のために、#日産 はこの冬も #猫バンバン プロジェクトを応援していきます!https://t.co/z669s2dUro
ちょっとした思いやりで救える小さな命のために。
今日からあなたものるまえに、猫バンバン! pic.twitter.com/wu10pY9yZC— 日産自動車株式会社 (@NissanJP) December 4, 2019
猫バンバンだけでは効果はない?
実は、猫バンバンだけでは、猫の性格上からすると事故防止にはならないのです。
次の「失敗しない猫バンバンの方法」で、詳細を説明していますが
猫バンバンの叩く強さを工夫したり
猫バンバン以外の対策が必要になるのです。
猫はとても警戒心が強いのですが、人間の気配を知らせることも必要です。
ですが、エンジンルームにいる猫は、ドライバーが車内に乗り込んでも気づかないことがあります。
また、むやみに大きな音で猫バンバンするだけだと
猫は驚いてしまい返ってエンジンルームの奥に入り込んでしまいます。
こちらは、子猫が、エンジンの部品の奥に入ってしまった画像です。
猫バンバンをして、猫が外へ出てこなかったからといって
そのまま運転をしてしまうと事故の原因となるので注意が必要ですね。
失敗しない猫バンバンの方法
猫バンバンで、ボンネットを強く叩くと
猫が驚いて、エンジンの部品の間の奥に入り込むことがあります。
子猫だと特にそれが顕著になりますよ。
JAFが推奨しているのは
猫バンバンする時は、ただ大きな音をたてるのではなく
起こして上げるようなイメージ行うこと
です。
猫バンバンをやっても猫が外に出てこないで、運転をしてしまい
異臭に気がついたら、猫がエンジンルームで死んでいたという報告があります。
よって、猫バンバン以外での対策をとっておくのが無難といえますね。
猫バンバン以外の対策は以下の2点があります。
- 出発前にボンネットを開けて猫や他の動物が入り込んでいないかを確認する
- エンジンをかける前にクラクションを鳴らす
- 日常的に猫をクルマへ近づけない対策をとる
①ボンネットカバーをつけて猫がエンジンルームに入らせないようにする。
②屋外でクルマを保管する場合は、市販の猫避けグッズや忌避剤(臭いなどで近づけさせない薬剤)を使う。
わさびやタイムの成分由来、松といった植物成分でできていいて
雨にも強く2ヶ月ほど持つようです。
自動車のそばにおいて置くといいですね。
猫バンバンをして、猫が出てこない、姿が見えないからといって安心はできないそうです。
猫バンバンをすると、しなやかな体をくねらせてするりと、部品と部品の隙間からエンジンルームへと入り込んでしまうことも!
そして、子猫がエンジンのフレームに入って猫バンバンをしても、何をやっても出てこないことがあるだそうです。
一旦入り込んで、食物をちらつかせておびき寄せても出てこないのですね。
JAFが推奨では、駐車場の周りでよく猫を見かける、長い間クルマに乗っていない場合はエンジンルーム付近を叩くだけでなく
ボンネットを開けて猫がいないか確認するのをお勧めしています。
また、エンジンルームに入り込むのは、鳩の場合もあるそうですよ。
JAF公式サイトでは、猫が車に入ってしまったトラブルについて詳細に説明がされています。
→JAF公式サイト/猫がクルマに入り込んでしまったトラブル1カ月で25件!寒い冬だけでなく、1年とおしてご注意ください。
こちらは、埼玉の仙人による「その「猫バンバン」間違っているかもしれないですよ?」の動画です。
わかりやすく猫バンバンについて紹介されてますね。
こちらは、JAFの公式ツイートです。
猫バンバンするときは起こしてあげるようにと呼びかけています。たとえばもし、あなたがトイレの個室でほっとしているとき
いきなり、しかも思いっきり扉をたたかれたら、
外に出て様子を見てみようと思いますか😱?💦猫バンバンするときは、起こしてあげるようにやさしくしてね🐱❤️#つまりそういうこと #猫バンバン #猫 #JAF pic.twitter.com/jbUH6ZDr81
— JAF (@jaf_jp) December 9, 2019
JAFが公表した情報によると、2019年1月の1か月だけでも「エンジンルームに動物が入り込んでしまった」という救援要請が27件もあり
うち25件は 猫だったそうだ。人間が近づいてきても、エンジンルームにとどまる猫が少なくないということだ。
もしエンジンをかけるまで気がつかなかったら、猫はエンジンの熱で火傷を負ってしまったり
ベルトやファンに巻き込まれて怪我をしてしまったりして最悪死に至ることもある。YAHOO!JAPANニュースより引用
→寒くなってきたら、エンジンスタート前の「猫バンバン」。小さな命を救うための行動とは。
車の部品販売店には、フリーサイズのボンネットカバーが販売されてますね。
フリーサイズが、大部分の国産車に使えるようです。
でも、極端にボンネットが大きい車には使えないこともあるので、販売店スタッフに聞いて見ましょう。
|
|
|
車に乗る前に注意しておくことは?
車に乗り込む前に、以下の2点に注意しましょう。
- 「猫がいるかもしれない」と注意する。
- 乗り込む前にクルマの周りを異変がないか確認し、ボンネットを叩く
エンジンルームだけではなく、タイヤの上にいる猫もいますので、車を一周して確認しましょう。
慌てて車に乗り込むことがないように、時間の余裕を持つことが大切ですね。
明日は放射冷却で冷え込むそうです。
お車出発前にはご面倒でもエンジンルーム内やその下付近、タイヤ周りへの猫侵入ご確認を。
事故後の手間より防止のひと手間で愛車も命もまもりましょー。#猫バンバン #開けて確認ボンネット pic.twitter.com/5ILs7AIgYd
— yokko (@funafunapear) November 14, 2019
参考サイト
JAF/クルマ何でも質問箱
→
JAF/クルマ何でも質問箱
猫が入り込んで対処に困った時はどうする?
猫を巻き込んだまま気づかずにしばらく乗り続け、エンジン音の異変や異臭によって気づくケースもあります。
そんな時は、JAFに依頼するか、ディーラーや修理工場などに連絡しましょう。
このような場合はエンジンに悪影響が出る可能性もあるので、「おかしいな?」と思ったら車を安全な場所へ止めて連絡をしましょうね。
参考サイト
JAF/クルマ何でも質問箱
→
JAF/クルマ何でも質問箱
猫に注意を呼びかける標語のツイート。
「冬のねこの不幸な事故防ぎたい」という私の思いをみなさまのご厚意で拡散していただき心より感謝しております。
このたび、加藤一二三様にもリツイートいただけたようで非常に恐縮しています。すべからく全てのねこが幸せに暮らせますように。#猫バンバン pic.twitter.com/82TpIzS9un
— マコト (@plazabkk) November 30, 2019
まとめ
- 猫バンバンだけでは効果はないのか?
- 失敗しない猫バンバンの方法
- 車に乗る前に注意することを解説
- 猫を巻き込み困った時の対処方法
について説明をしました。
少しの注意で悲しい事故が回避できますので、冬場には注意しましょうね。
私達の安全と猫の小さな命を守って猫バンバンしましょうね。
こちらは、日産自動車株式会社の公式ホームページです。
→日産自動車株式会社